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目次
こんな方におすすめ!
- 捻挫、肉離れがどのようなケガか
詳しく知りたい - 捻挫の痛みがなかなかひかない
- 捻挫、肉離れの処置方法が分からない
- 肉離れを再発しないか不安がある
- 捻挫から1日でも早く部活に復帰したい
- 捻挫、肉離れへの施術内容を確認したい
捻挫・肉離れに効果的なストレッチ

ふくらはぎのストレッチ
壁に両手をついて立ち、片足を大きく後ろに引く。
かかとは床につけたまま、前の膝を曲げながら後ろ足のふくらはぎを伸ばす。
15~30秒キープし、反対側も同様に行う。

太ももの裏のストレッチ
床に座り、片足を伸ばし、もう片方の足の裏を内ももに当てる。
伸ばした足のつま先に向かって上体をゆっくり倒す。
15~30秒キープし、反対側も同様に行う。

足首の回転ストレッチ
椅子に座り、片足を床から浮かせる。
足首をゆっくりと大きく円を描くように回す(時計回り・反時計回りそれぞれ10回)。
接骨院nyxでの捻挫・肉離れへの
施術・整体
整体・もみほぐし

捻挫の場合、はじめに行う施術として腫れを引かせる電気療法や温熱療法、手技を行います。
炎症部には炎症を止め、回復力を高める超音波を使い施術を行います。
肉離れの場合、切れてしまった部分は丸まり固まってしまいます。
それを防ぐためラジオ波で行う温熱療法と手技を組み合わせたものやIASTMをつかい筋肉の走行を真っすぐにし、丸みを除去します。
筋緊張が強い場合にはマイクロカレントなどの電気療法にて筋緊張をほぐしてから痛みのある部位にアプローチを行います。
鍼灸

負傷した筋肉の付近に鍼灸で刺激を与えることで、付近の代謝の改善を図りケガの回復を促します。
トレーニング

捻挫をした場合、靭帯が伸びてしまったり切れたりした場合には筋肉で補強する必要がありチューブトレーニングやタオルギャザーを指導します。
肉離れも場合には負傷部位に上下の関節の使い方や可動域制限の改善を行います。
その後、捻挫・肉離れに対して負傷してしまったの動作改善を行います。
例えば、走っていて切り返した際に捻挫や肉離れをしてしまった場合には、正しい切り返しフォームや動作を指導し反復の練習することで再発防止に努めます。
当院での捻挫・肉離れに対する考え
腫れや疼痛が強い場合には症状が改善するまでに時間がかかってしまう場合があるため、ご自宅でのアイシングや圧迫固定なども重要になります。
そのため、患者様の症状によって指導を行います。
トレーニングは地味な種目も多いですが、症状の改善のために必要ですので精一杯継続できるよう一緒に頑張っていきましょう。
捻挫・肉離れとは

捻挫とは、関節を支えている靭帯や関節包、軟骨といった組織を損傷したケガです。
関節に大きな外力が加わり、強くひねられたり、伸ばされたりした際に発生します。
スポーツや日常生活においては、足首を内側にひねって起こる「足関節捻挫」がとくに多くなっています。
一方肉離れは、筋線維を断裂、損傷したケガです。
筋肉が伸びた状態から、強く収縮したタイミングで発生しやすくなっています。
とくに太ももやふくらはぎなど、下半身の筋肉に肉離れが多い傾向があります。
捻挫、肉離れはともに痛みや腫れ、内出血、運動制限がおもな症状です。
靭帯損傷をともなう捻挫では「関節がぐらぐらとする」など不安定感を覚える場合があります。
また、肉離れは、患部の状態によって「へこみを触れる」「ストレッチや筋収縮をした際に痛みが悪化する」といった特徴がみられます。
捻挫・肉離れの原因
適切な予防を行えるよう、こちらで捻挫・肉離れの受傷原因を確認していきましょう。
スポーツでの相手選手との接触
コンタクトスポーツで相手選手と接触して、バランスを崩してしまうことがあります。
その時転倒を防ごうと強く踏ん張ることで、太ももやふくらはぎの筋肉が肉離れする可能性があります。
また、ふらついて足首や膝などを強くひねった結果、捻挫につながることも考えられます。
急なダッシュや方向転換
筋肉が強く収縮する「短距離走のスタート」「ダッシュからの急停止」「急な方向の切り替え」は、肉離れが発生しやすい場面です。
とくに運動前のウォーミングアップが不十分な場合は筋肉が硬い状態で運動を始めることになるため、肉離れのリスクが高まります。
水分不足
体内の水分が不足すると血行が悪化し、筋肉の柔軟性も低下しやすくなります。
筋肉が硬くなり、収縮・伸長の動きがスムーズに行えなくなることで、肉離れを引き起こすリスクが高まります。
汗をかきやすい夏場はもちろんのこと、冬場も水分補給を怠っていると、水分不足を招く可能性があります。
転倒によるケガ
転倒で手を強くついた際に手首や肘、肩などをひねって捻挫する場合があります。
スポーツ中はもちろんのこと、「段差につまずく」「濡れた床に足を滑らす」など、スポーツをしていない人でも転倒してケガをする可能性があります。
加齢や運動不足
加齢や運動不足により筋力が低下すると、同じ強度の運動でも筋線維への負担が大きくなり、損傷を起こしやすくなります。
とくに運動習慣がない方が、いきなり高負荷のスポーツを行おうとすると、ケガのリスクがより高まってしまいます。
捻挫・肉離れによって誘発される
症状・トラブル
時間が経てば自然に回復するだろうと、捻挫・肉離れを放置する方がいらっしゃるかもしれません。
しかし、痛みや炎症を長引かせた結果、次のような不調を招く可能性があります。
肩こり・腰痛
捻挫や肉離れの痛みをかばいながら生活すると、姿勢が乱れやすくなります。
バランスの崩れから、腰や肩周辺の筋肉が過度に緊張し、慢性的な肩こりや腰痛につながる場合があります。
とくに足首や太もも、ふくらはぎは身体の土台となるため、痛みを抱えていると全身がゆがみやすくなります。
再負傷のリスク
靭帯や関節包、筋線維が十分に回復しないまま運動を再開すると、再負傷のリスクが高まります。
捻挫は適切なケアをしないと関節のゆるみが残り、靭帯損傷を繰り返しやすくなる傾向があります。
肉離れは、腫れが長引くほど筋線維が硬い状態で修復されるため、復帰後も損傷しやすくなる可能性があります。
慢性化・長期化
軽度の捻挫や肉離れでも、適切にケアしなければ痛みや違和感が長引く可能性があります。
捻挫では関節が不安定な状態となり、肉離れでは筋肉のツッパリや痛みから動かしづらさが残る場合があります。
パフォーマンスの低下
捻挫や肉離れの回復が不十分なまま競技を続けると、関節の安定性や筋力が低下し、踏ん張りや切り返しの動作が鈍くなります。
その結果、動きにキレがなくなり、パフォーマンスの低下につながる可能性があります。
捻挫・肉離れの予防法
捻挫や肉離れは、突発的に起こるケースが多いため、完全に防ぐのはむずかしいかもしれません。
しかし、ケガのリスクを少しでも下げるためにも、以下のような対策を普段から行っておきましょう。
準備運動をする

スポーツ前には、準備運動を欠かさず行いましょう。
ウォーミングアップでは、軽いジョギングやラジオ体操のような動的ストレッチ(ダイナミックストレッチ)が有効です。
身体を温め、筋肉や関節の可動域を広げることで、捻挫や肉離れの予防につながります。
また、スポーツや運動の種類によって、負担のかかりやすい部位が異なります。
そのため、競技特性に合わせたウォーミングアップを意識すると、より効果的にケガを予防できます。
筋力を鍛える

ケガの予防には、筋力を鍛えることが大切です。
とくに、体幹や股関節まわりを強化すると姿勢が安定し、関節のぐらつきや筋肉への過度な負担を防げます。
スクワットやランジなどのトレーニングを取り入れ、バランスよく筋力を向上させましょう。
また、バランス能力を鍛える片足立ちトレーニングもおすすめです。
転倒や不意な衝撃への耐性を高められるため、ケガの予防につながります。
クールダウン

筋肉の柔軟性を保ち、疲労物質をスムーズに排出するためには、クールダウンも欠かせません。
急に運動を止めるのではなく、ウォーキングやジョギングなどで軽く身体を動かしましょう。
血行を良くすることで、筋肉への酸素供給がうながされ、こわばりが緩和されやすくなります。
また、クールダウンでは筋肉をじっくり伸ばす「静的ストレッチ」を取り入れ、運動によって縮んだ筋肉をゆるめてください。
可動域を維持することで、急な動作にも関節や筋肉が対応しやすくなるため、捻挫や肉離れのリスク軽減につながります。
よくある質問
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捻挫・肉離れの原因は何ですか?
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捻挫は、転倒や段差の踏み外しなどにより、関節を強くひねって起こります。
肉離れはダッシュや方向の切り替えなど、筋肉への急な負荷が原因となります。
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肉離れが起きた場合、どのような応急処置をすれば良い?
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安静、冷却、圧迫、挙上の「RICE処置」がケガに対する基本的な応急処置になります。
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肉離れと打撲の違いは?
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肉離れは、急な運動により筋線維を損傷したケガになります。
一方の打撲は、身体の一部を強くぶつけて、内出血や腫れを起こしたケガになります。
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痛みが長引く捻挫・肉離れは何が原因の可能性があるの?
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安静やリハビリが不十分で、組織が完全に修復されていない可能性があります。
また、骨折など別のケガをしている場合もあるため、一度医療機関に相談してみましょう。
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捻挫・肉離れの予防策にはどのようなものがありますか?
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ケガの予防には、準備運動とクールダウンをしっかり行い、身体のコンディションを整えておくことが大切です。
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捻挫した後は、どのくらい安静にするべきですか?
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軽度のものであれば、2~3週間程度の安静が必要です。
しかし、重症度によるため、期間は一概には言えません。
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捻挫・肉離れの場合湿布は使用して大丈夫ですか?
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はい。湿布によって、痛みを抑える効果が期待できます。
しかし、根本的な改善にはならないため、一度接骨院などに行きましょう。
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捻挫をしてしまった場合、痛みを和らげる方法は?
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腫れが強い場合は、アイシングや圧迫、挙上により痛みが和らぐ場合があります。
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捻挫・肉離れが悪化しないために気を付けることは?
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基本的には、安静にすることが大事です。
痛みや腫れがおさまるまでは、無理に動かすことは控えましょう。
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捻挫・肉離れは接骨院・整体院で施術してもらうことはできますか?
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はい。固定や物理療法(電気、超音波)などにより、炎症の早期改善が期待できます。
また、鍼灸やほぐしにより血流を良くすると、患部の回復力を高められます。
監修 Writer

- 山内 佑太
- 資格
平成30年 柔道整復師
日本スポーツ協会認定 アスレティックトレーナー
健康・体力づくり事業財団 健康運動指導士
認定テクニカ・ガビラン (IASTM)
経歴
平成30年 了徳寺大学 卒業
関東接骨院グループ 勤務
令和1 都内クリニック 勤務
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